寒冷地シニア夫婦節約dialy📚

悪性リンパ腫を患った主人と2人暮らしのシニア女子の節約の様子や葛藤、思いを自分の言葉で綴ります。

「なかなか死なないね」と言われて

 

こんにちは☆

 

穏やかな一日に

なりますように🌿

 

 

亡くなった父方の叔母は

ルビー小隊認知症

患っていました。

 

叔母の同居していた

長男夫婦が転勤で

遠くへ行く事になり、

叔母は老人介護施設

へ入りました。

 

とても嫌がったようですが、 

一人暮らしは無理なので 

やむを得ない事でした。

 

その施設は私の家からは

割と近い場所にあったので、

時々私は叔母に会いに

行っていました。

 

幸い叔母は私のことは

覚えていたので

会いに行くと、いつも

喜んでくれました。

 

叔母は幻覚がひどくて

時々現実と幻覚が

頭の中でごちゃごちゃ

入り混じってしまい

困惑していました。

 

施設の職員さんたちが

優しい人に思える時も

ありましたが、自分を

狙う敵に見えてしまう

時もあるようでした。

 

時々、夕方になってくると

家に帰りたいと

言っていたようです。

 

長男夫婦は、頻繁には

叔母に会いにこれない

ところへ転勤したので、

叔母はとても寂しいとも

話していました。

 

 

 

ある時、私が会いに行くと

叔母さんは私をじっと

見つめてこう言ったのです。

 

 

なかなか

死なないね〜

 

 

 

私はギョッとしました。

 

 

 

叔母は多分、毎日

苦しい思いをしているのに

目が覚めるとまだ生きている!

思っていたのかも

しれません💦💦

 

 

もう80歳を過ぎていたので、

自分の命があまり長くは

ないという事は悟って

いたんだと思います。

 

 

叔母は、たとえ認知症だとは

わからなかったとしても、

自分が健康だった時とは

違うと気づいて、困惑

していたのでしょう。

 

できるなら早く楽に

なりたいと思っていた

のかもしれません。

 

そんな治らない症状で

毎日生きているのに、

会いに来

てくれる私に

申し訳なく思った

のかもしれません。

 

 

どちらにしても

叔母の放った言葉が

衝撃的すぎて、私には

返す言葉が見当たり

ませんでした。

 

 

 

 

それから約2年後に

叔母は亡くなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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